ひっぽのひげ文庫 リターン vol.8 急行「北極号」

ひげのつぶやき
「だってさ、でもさ」
「だってさ、あの子が言ったから・・・」
「でもさ、みんなやってるもん・・・」
何かで失敗したときに、素直に謝ればそれで済むはずなのに「ごめんなさい」がなかなか難しい。
子どもは、叱られたくない生き物ですから嘘を絡めた「いいわけ」を連発します。
私も、責められるのが嫌で「いいわけ小僧」でしたね。
血が濃い家族に対してはいっそう「いいわけ」まみれになります。

言いたくても言えない「ごめんなさい。」のひとこと。

「いいわけ」は、自分の失敗をほかのことや人のせいに転嫁して責任逃れをしようとする甘えですから、自律出来ていない子どもが「いいわけ」するのは当たり前なのです。
しかし「いいわけ」がいつも許されると、癖になります。

親として、子どもの嘘や「いいわけ」をあばき過ぎずに、「ごめんなさい」の方向へ諭してあげることが大切なのだろうと思います。子どもが成長し、自律、自立してくると「いいわけ」は少なくなってきますが、自分でも「いいわけ」が先に出てしまう大人になってないかなとチェックの日々です。


ままっち!編集後記

子どもがブツブツと言い訳を始めると、また始まった!!と思いますが、これって甘えの一種なんですね!小さな頃の甘え方とは形を変えて甘えてきているんだ、という大きな発見でした(言い訳の内容にもよりますが…笑)。今日から、どんなことで子どもたちが言い訳しているのか冷静に聞いてみようと思います。要らぬイライラが減るかも♪(スタッフ:遠山)