『あつまさ先生の道しるべvol.15』~アイススケートのすすめ~

滑走上の注意点

 リンク滑走上の注意および禁止事項 
①リンクには土足で入らないでください

②リンクに出入りする際は、滑走者に十分注意してください
③滑走の前には必ず準備運動をしてください
④滑走するときは、必ず帽子と手袋を着用してください
⑤スピードの出しすぎ、ジグザク滑走、逆回り、無理な追い越し、競争、3人以上での手つなぎ滑走などの危険な行為はおやめください
⑥フェンスに腰掛けたり、乗り越えたりしないでください
⑦決められた場所以外での飲食、喫煙はおやめください
⑧故意にリンクを破壊するような行為はおやめください
⑨係員の指示や注意には必ずしたがってください
※以上の注意および禁止事項を必ずお守りくださいますようお願いいたします。なお、違反した場合は、滑走を取り消すこともあります

 

スケート初心者の練習方法

①貸し出用のスケート靴は、しっかりと紐を巻いた状態で貸し出されるので、この紐を下のほうまで緩めないときちんと入りません。足を入れた後はかかとを合わせて、2~3回トントンと足踏みして足底を密着させましょう。最後に下の方からきつく紐を巻き結びます。これが緩むようでは脚がぐらぐらし安定して滑れません。

※函館市民スケート場のホームページに掲載されている動画を参照

②スケート靴を履いたら、すぐリンクに行かずに、ベンチの前のゴムが張られているところで真っ直ぐ立ったり歩いてみましょう。スケート靴がぐらぐらしないかチェックすることが大事です。

③足が慣れたら、保護者やスケートが上手な人に付き添ってもらい、サブリンクにゆっくり進んでください。

④サブリンクでは、手すりやカラーコーンなどにつかまりながら氷の上に立ちます。このとき足の形は逆ハの字型(かかとをつけつま先を60〜90°ぐらい開きます)にします。

⑤安定してきたら姿勢を正し、手すりなどから手を離します。次に、ペンギンのようにゆっくりとよちよちと歩きます。膝は軽く曲げ、つま先は常に外に向けて出し、立ったときの角度を保ったまま歩きます。

⑥歩けるようになったら片足で氷を蹴り、もう片足のエッジに体重をのせます。どちらの足でも止まるまで滑れるように練習します。氷を蹴るときは、つま先で蹴るのではなくエッジ全体で押し出しましょう

⑦片足で慣れてきたら、一方のエッジに乗って滑っている状態でもう一方のエッジに乗り換えてみましょう。それを左右の足で繰り返します。

⑧両足滑りができたら、次は曲がり方に挑戦。曲がりたい方向の足に長く体重をのせて滑り、反対の足はすぐ蹴って乗り換えるようにします

⑨次は、いよいよ止まり方に挑戦。滑っている状態で足のかかとに、もう一方の足のくるぶしの内側を付けるようにエッジで氷を削ってスピードを落とします

 

☆注意点☆
・バランスを崩して転ぶときは、手をつかずにお尻から落ちるほうが安全です。
・初めは転ぶのが怖くて下ばかり向いてしまいますが、まわりが見えなくなって他の人などにぶつかってしまいますので、なるべく姿勢を正して顔を上げて練習しましょう。
・転んで起き上がるときは、四つん這いになってから立ち上がりましょう。
・サブリンクからスピードリンクに出るときは、滑走している人にぶつからないように気をつけましょう。

 

あつまさ先生
あつまさ先生

子どものスケート靴はリサイクルショップなどで、安価に手に入れることができると思います。マイシューズで事前にお家で靴紐の結び方や履き方に慣れておくと、スムーズにリンクに立つことができますよ。
ぜひウィンタースポーツをお子さんと一緒に楽しみましょう。

※2021年12月22日時点の情報です。料金など変更がある場合もございますので、詳しくは函館市民スケート場ホームページをご確認ください。


 

次回は、「おめでとう」と「ありがとう」は魔法の言葉
あつまさ先生が教員時代に大切にしていたこの言葉が与える子どもたちへの影響とは。
2022年も【あつまさ先生の道しるべ】をよろしくお願いいたします♪

次回公開予定は2022年1月26日(水)です