『あつまさ先生の道しるべvol.17』~楽しいスキーのすすめ~

スキーが好きになる練習方法

1.準備体操
① 平らな広い安全な場所で行ってください。
② 特にスキー靴を履くと、足の自由が利かなくなるので、子どもが動きやすい体操をしてください。(膝の屈伸、腰の回転、前後の肩回し、首と手首の運動など)

2.スキー靴に慣れる練習(歩く⇒登る⇒走る)
① 平坦なところで、ストックを両手に持って歩く。(この時、ストックの持ち方も教えてください)真直ぐ⇒二の字(横)歩き⇒ハの字歩き
② 少し斜度のあるところを登る「斜度によりニの字(横)やハの字での登行」
③ 気分転換と用具に慣れさすために平坦な広いスペースで「おにごっこ」など、楽しむ遊びの要素を取入れてください。

 

3.スキー板に慣れる練習(スキーを履く⇒脱ぐ)
① スキーの履き方、脱ぎ方を教えます。
② 靴裏についた雪は、ビンディングで落とさせる。
③ 平坦なところで、片足スキーで歩く。(左右交互)
④ 片足スキーで少し斜度のあるところを登る。(二の字登り)
⑤ 両足ともスキーを履いて歩く⇒ストックで漕いで進む。(推進滑走)
⑥ 少し斜度のあるところを両足スキーで登る。(斜度に対して真横の二の字登り)

4.安全な転び方の練習
① 平坦なところで、横の人とのスペースをとりスキーをハの字に開かせる。
② はじめは上体を徐々に低くさせ、体をスキーの外側に出すように尻餅をつかす。慣れてくれば早く上体を低くし一気にスキーの外側に尻餅をつかせます。
③ 起きるときは、はじめは手をつかせて起き上がらせ、後はストックを使って起き上がれるようにします。

 

5.スキー操作の練習
① 平坦なところで、スキーを平行(肩幅)から(ハの字)に後ろだけ少し開かせる⇒開き幅を徐々に大きくしていく。(スムーズにできるまで)
② できない子は保護者がスキーの両トップをくっつけるように手で持って開かせます。

6.滑走の練習 その1(スノーエスカレーターの乗り降りを教える)
① キッズゲレンデの最上部でスキーを大きくハの字に開脚させ停止させる。
② 徐々にテール(スキーの後)を狭めたり広げたりしながらゆっくり滑走させる。このような滑りのことをプルークという。
③ 途中で停止するときは、テールを大きくハの字に広げ、エッジをきかせる。
④ プルークの練習は、最初はストックを持たせないでやってみる。

 

7.滑走の練習 その2(ペアリフトの乗り降りを教える。乗降の際、補助を依頼する)
① プルークがスムーズにできるようになったらリフトでファミリーロードに挑戦する。
② 最初は斜度の緩い斜面をハの字のプルークで滑らせましょう。
③ 徐々に斜度のある斜面で練習させましょう。(保護者は子どもの前方にいて暴走しないようにガードしましょう。)

8.練習上の注意点
重たいスキー靴に思うように操作できないスキーを履いての練習は、ゲレンデデビューの子にとってはハードです。ゆっくり焦らず、子どものペースに合わせ、できたことを褒めながら練習させましょう。

 

あつまさ先生
あつまさ先生

プルークができるようになれば、なんとか斜面を下りてこられるようになり、スキーが楽しく好きになってきます。これがスキー上達への第一歩です。

ある程度滑走技術が向上したら、グリンピア大沼スキー場の「ミルキーウエイ」コースにも挑戦させてみてください。なお、下のポスターのとおり3月6日(日)と3月13日(日)は、リフトやレンタルが半額になるようなので、スキーや靴などをレンタルしてお子さんに最適な用具選びの参考にしてみては如何でしょうか。スキーレッスンもおすすめです!

レンタル半額はお得すぎる!!
スキーデビューにはもってこいですね♪
感染対策をしつつ、スキー場の広い景色を楽しみながら思いっきり楽しみたいですね(^O^)

 

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スキー場 | リブマックスリゾート函館 グリーンピア大沼 公式サイト
スキー場 リブマックスリゾート函館 グリーンピア大沼は北海道・函館市の北、秀峰駒ケ岳の麓に位置し、宿泊・飲食・研修・スポーツ・温泉施設を揃え、プール、ボウリング場、スキー場、コテージ、パークゴルフ場、サイクリングコース、テニスコート等を備えています。

 


 

次回は『筆記用具の選び方・鉛筆の正しい持ち方』
これから1年生になる子も、今ひらがなに興味を持っている子も参考になること間違いなしです♪

次回公開予定は、2022年3月16日(水)です