ひっぽのひげ文庫 リターン vol.11 るるるるる

ひげのつぶやき
「食べていますか?」
私はカボチャがどうも苦手です。小さい頃、毎日のようにカボチャだったわけではないのですが、あの甘くてもさもさした食感が苦手なのです。冬至には頑張って少しだけ食べますが、カボチャぐらい食べなくても・・・なんて言い訳しています。
「野菜を食べないし好き嫌いがひどくて困る」「食べるのが遅くて給食はどうしてるんだか」などという相談が学校でよくありました。大人になっての偏食は、みっともないので、子どものうちに直したいという親心はよくわかります。

大きな葉っぱ~!!

2005年に「食への感謝」などという理念で「食育基本法」が制定されましたが、食べることまで法律で管理しなくてもいいのにと思っています。好き嫌いなく何でもモリモリ食べる子が健康優良児という時代ではないのですが、そういう子ども像を望みがちなのでしょう。
私は単純に、ほんとにお腹が空けば、子どもは何でも食べるんじゃないかなと思っています。「時間だからご飯にしなくちゃ」ではなくて、「おなかが空いたからご飯にしましょ」でいいのです。たとえ一日二食の日があってもいいんじゃないですか。食事にかける時間を決めて、残っていても片付けてしまうこと、残したものは次の食事で食べるとフードロスにはなりません。ちょっと遊び感覚でいいと思いますが、いかがでしょうか。

3月ですね♪春はもうそこまで来ています🌸

ままっち!編集後記
今回のつぶやき、子どもの食についてです。私自身が好き嫌いがたくさんあるまま大人になったので、好き嫌いについてはすごく子どもの気持ちがわかる反面、親としてはバランスよく食べさせるべきだよね、という葛藤もありました。離乳食を殆ど受け付けずに、ほぼ納豆ごはんだけで3歳になった娘が幼稚園入園をきっかけに色んな物を食べられるようになった時は、とても安心したことを覚えています。お子さんの好き嫌いで悩むママの皆さん、心配しないで長い目で見守りましょうね。(ままっち!スタッフ 遠山)