ひげのつぶやき
「がんばれ、がんばれ!」
つい、言ってしまいがちな励ましの一言「がんばれ!」医者様に言わせると、心に辛さを抱えている方には禁句だそうです。オリンピックの選手でも、「がんばります!」とは言わずに「楽しんできます!」という言葉がよく聞かれました。遠足に行くわけじゃあるまいしとも思いますが、背負ってきたプレッシャーとの闘いの過酷さを感じさせます。
子どもへの「がんばれ!」はどうでしょうか。私は教員の頃からも意識して使わないようにしてきました。
上から目線のような感じがしますし、どうも子どもには響いていないようにも思えます。
「これ以上、どうがんばるんだよ・・・」というつぶやきが聞こえそうです。
どんな子どもでもがんばっているんですよ。大人の目では足りなく見えても、子どもの世界を生きていくのは
やはり大変なのだと思うのです。
「がんばれ!」の励ましではなく、「がんばってるね、いつでも手を貸すよ」というような共感が必要なことなのではないのでしょうか。
子どもの目の位置で互いの気持ちが通うように・・・そんな大人でありたいと思います。
やはり大変なのだと思うのです。
「がんばれ!」の励ましではなく、「がんばってるね、いつでも手を貸すよ」というような共感が必要なことなのではないのでしょうか。
子どもの目の位置で互いの気持ちが通うように・・・そんな大人でありたいと思います。
ままっち!編集後記
軽い気持ちで子ども達に「がんばってね」「もっとがんばれるんじゃない?」と声掛けしてきましたが、子どもなりにちゃんと頑張っている、とハッとしました。言いたいことがあってもグッと堪えて、まずは「頑張ってることを私はちゃんとわかっているよ。」と伝えてあげなくちゃ~と思います(*^^*) ままっち!編集部:遠山