『あつまさ先生の道しるべvol.19』~小学生の漢字学習を楽しく進めるために~

漢字を楽しく覚えるアイデア

各学年で習う新出漢字のポスターを部屋に貼って、いつでも見られるようにする。

どの新出漢字にも「一画目」赤→ 「音読み」カタカナ 「訓読み」ひらがな  が表記されていて覚えやすい。(小学1年生の例)※ポスターは、学研の国語辞典の付録

居間のソファー横の壁に学級通信や時間割と一緒に貼っているので、家族みんなも見ることができる。このことで、漢字のことが話題に上りやすくなった。(我が家の例 孫娘4年生)

 

国語辞典と漢字辞典を居間の目立つところに置き、何時でも調べることができるようにする。

テレビの横に辞典と一緒にホワイトボードを置いているので、気が向いたときに漢字練習ができる。また、ニュースのテロップで読めない漢字が出てきたら調べることもできる。(我が家の例 テレビの横の壁には小学3年生のポスター、トイレの壁には小学5年生のポスターも掲示)
 ★「へん」と「つくり」のカードを作り、カード合わせゲームをする。

新聞の記事(主に見出し) の中から覚えている漢字を見つけるゲームをする。

 

上の記事の中には、小学4年生までに習う漢字が結構あります。(読めない漢字は辞典で調べる習慣が身につくといいですね。我が孫娘にも)

 

★家族やクラスメートの名前(漢字)を読んだり書いたりしてみる。

★街に出かけたときに、街頭の看板の漢字や車のナンバープレートの地名を探して読んでみる。

 

漢字学習を進めるには、ご家族のサポートが大事

小学生の早い段階で漢字の力を身につけておくことは、学力の基礎となる読解力につながり、後々の勉強(他の教科等)に必要になってきます。そのためにも、下記のような親御さんの援助や励ましが大切です。

お子さんの国語の教科書に日ごろから目を通しておき、どの単元でどんな漢字が使われているか理解しておく。国語の教科書を購入することをおすすめします。(教科書は安価で読み応えがあります)

小学3年では「国語辞典で楽しもう」を、小学4年では「漢字辞典の引き方」を学校では学習しますので、辞典の早めの購入をおすすめします。

お子さんの漢字ノートにも目を通し、丁寧に正しく書けている字には〇をつけて褒めてあげましょう。(間違っている字には×をつけないように)

漢字ポスター(国語辞典の付録)を、どこに掲示するか家族で話し合って決める。(家族みんなで漢字の勉強をする気持ちで)

 

スマホを使うようになってから自分でも驚くほど漢字が書けなくなりました…1年生の息子と一緒に勉強してみよう♪


 

次回は『算数が好きになる秘訣』
苦手意識を持つ子も多い算数。「好きこそものの上手なれ」で楽しく取り組める秘訣をあつまさ先生が紹介♪

次回公開予定は、2022年5月25日(水)です