ひっぽのひげ文庫 リターン vol.15 もくもくやかん

ひげのつぶやき

「なんでなんで攻撃」
「オモチャ片付けなさい」「え~なんで~」
「もうすぐご飯だからよ」「なんで~ご飯なの~」
「ご飯食べないと大きくなれないでしょ」「大きくなるってなんで~」
延々と論点もずれながら「なんで攻撃」が続きます。

それは、人間としてとても大切な「疑う」という感覚が芽生えてきている証です。
「疑う」ことで幾多の科学的発見や発明があり、身を守る術を手にしてきたのです。AⅠ・人工知能に「疑う」ことはできません。昨今は、「疑う」ことなく人と合わせて同調し、みんな同じで安心する世の中になってしまっているように思えます。「なんで攻撃」は成長の一歩ととらえて、子どもを納得させようなんて大それたこと考えずに『なんで遊び』に付き合いましょう。バッサリと「なんでも!!」などと突き放してはいかんのですよ。
ままっち!編集後記
お子さんが小さいうちは『なんで攻撃』の相手をするのも大変なママさん、多いのではないでしょうか。私もそうでした。でも、小さいこの時期にしか言わない【かわいい発言】がいっぱい詰まってるんですよね。この頃の会話は宝物のような思い出です。(ままっち!スッタフ 遠山)