1 体幹が鍛えられる
2 バランス感覚が身につく
3 反射神経がよくなる
4 集中力が身に付く
5 やる気や意欲を生み出す
6 体力・運動能力が高まる
一輪車は簡単には乗れるようになりません。ある程度の練習時間が必要です。そのため何度も何度も挑戦しようとする気持ちを育むことが可能です。「一輪車が乗れるようになった」という成功体験は、今後のお子さんの人生にも役立つはずです。難しいことに正面から向き合いチャレンジすることは大切な経験でしょう。
我が子にも買ってあげようかな♪
値段も手頃で保管場所にも困らないので、誕生日やクリスマスプレゼントに最適ですね。私は、孫娘(当時5歳)にクリスマスにプレゼントとしました。今では、道路やウッドデッキで自転車並みにスイスイ乗って楽しんでいます。
身長に合ったサイズは?
タイヤのサイズと身長の大まかな関係は次のようになっています。
12インチ…身長100~115㎝
14 インチ…身長105~120㎝
16インチ…身長115~132㎝
18 インチ…身長125~149㎝
20インチ…身長140~168㎝
22 インチ…身長160㎝以上
練習させる場所は?
コンクリート、アスファルト、体育館、堅い土などが練習場所としては最適です。フェンスを手すり代わりにしてもかまいませんが、できれば公園や学校の鉄棒のようにしっかりつかめるところがよく、胸の高さの手すりが最適です。
一輪車を練習する前の準備は?
タイヤの空気圧は少し多めに入れましょう。サドルの高さは、一輪車を持ったとき、サドルが乗る人のへその高さくらいになるよう合わせてください。またサドルには前後があるので気をつけましょう。
サイズの違いとサドルの前後↓
一輪車の練習のコツ&親のサポートポイント
【一輪車に乗るときのポイント】
自転車と違って、一輪車はペダルの動きとタイヤの回転が連動しています。そのため、乗るときのペダルの位置が重要なポイントになります。最初のペダルの位置は、地面に対して水平にしたうえで、利き足のペダルを手前にし、やや下げ気味にすると、初心者でも乗りやすくなります。
【ペダルをこぎ出すときのポイント】
利き足をペダルに置いたら、そのまま踏み込んでこぎ出しに挑戦します。ペダルを踏みこむときのつま先は真っすぐ前に向け、前方に進むよりも真上に伸び上がるようなイメージで乗るとよいでしょう。そして、もう片方の足をペダルに置き、ペダルが左右同じ高さになるように踏み込んで調整します。このように、ペダルに両足を置いて止まれるようになったら、まずは半回転からこぎ出してみます。半回転したら止まるという動きを繰り返して練習するうちに、上手くバランスが取れるようになってきます。それからさらに一回転、連続回転にチャレンジしていくとよいでしょう。
【一輪車から降りるときのポイント】
一輪車から安全に降りる方法も最初に知っておくと安心です。左右のペダルを水平ではなく上下の位置にしてから、上の位置にある方の足を前か後ろの好きな方に降ろします。足を前に降ろす場合はサドルの後ろ側を持ち、後ろに降ろす場合はサドルの前側を持って降りるようにすると安全に降りられます。
【保護者がサポートするときのコツ】
保護者がサポートするときは、子どもの肩の高さで支えるようにしましょう。子どもの手は、持ち上げるのではなく、保護者の手にのせるだけでよいです。支えること以外でも、背筋を伸ばして前を向いているか、腰が引かずにおへそを前に出すイメージで乗れているかなどのチェックをすると同時に、声かけも行うとよいでしょう。まずは、少しの進歩でも褒めてあげましょう。
一輪車は、考えているよりはるかに簡単です。根気よく練習すれば、誰でも乗れるようになります。できれば練習の間隔をあけないで、少しずつでも毎日練習する方が上達は早くなります。
お子さんにぜひ挑戦させてみてください(^^)
次回「あつまさ先生の道しるべ」では、”幼稚園選びのポイント”についてあつまさ先生がアドバイス!幼稚園の園長先生を務めたことのあるあつまさ先生のアドバイスは必見(^^)/
次回の公開は6月16日(水)です!
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