【前編】『Cheer up!』Baton.63 ヨガインストラクター”坂本 ひかりさん”

Cheer up!とは

第63回【前編】

前回ご紹介した株式会社やしの木 代表取締役 高橋明日香さんからバトンが渡った63

人目のゲストは、ヨガインストラクター「坂本 ひかり」さんです。

「まさか自分が精神疾患になるなんて信じられませんでした」
そう語るのは、Yoga studio Luz(ルース) ヨガインストラクターの坂本ひかりさん。もともと明るく前向きな性格で、6年間にわたり保育教諭として子どもたちと向き合ってきました。そんな日々の中で、気づかぬうちに心が疲れ、精神疾患を患います。

そんな時、セラピストの先生に勧められたのが“ヨガ”でした。初めてのヨガの時間、優しく寄り添うインストラクターの声とともに体を動かすうちに、ふと心がほどけた感覚に包まれました。
「終わった瞬間、涙が止まらなくなってしまって…。内に秘めたものが解放した感覚に、“自分はまだ大丈夫”っていう希望の涙だったんだと思います。」

ヨガを通じて、心と体は深くつながっていることに気づいた坂本さん。呼吸や動きのリズムが整うごとに、日々の心も少しずつ前を向き始めました。

そして今、坂本さんはヨガインストラクターとして活動しています。目指すのは、「運動することへのハードルを下げること、心身ともに健康である人を増やすこと」。キッズヨガから、男女問わず参加できるパーソナルヨガまで、幅広い年代に向けレッスンを行っています。キッズヨガ(基本3~6歳対象)は、道南の6箇所の保育施設にて月に1〜2回開催。足の指先から全身を使い、動物やトンネルなど子どもにも分かり易いポーズで、遊びを交え体を動かします。「動」と「静」の時間を取り入れることで、集中力も自然とアップ!
また、体操やダンスを始めたけどうまく動けずに「ちょっとむずかしいな…」と感じた子どもたちが、ヨガを前段階として始めに来てくれることもあります。
体の仕組みや構造を学んできた坂本さんが、一人ひとりに合ったアプローチをすることで”できた!”が増え自信に繋がります。運動あそびや体操に、+αでヨガの視点からの【心身の土台作り】ができるところが魅力ですね。

「かつての自分のように、見えない苦しみの中にいる誰かに、この心地よさ体験を届けたい。」
そんな願いを胸に、坂本さんは今日もヨガインストラクターとして活動されています。気になる方はInstagram DMや公式LINEからお問い合わせください。

笑顔がとっても素敵な坂本さん♪
幼稚園や保育園での開催も募集されているそうなので、気になった施設の方や保護者の方もお気軽に坂本さんまでお問い合わせください♪

Cheer up!Baton.63 後編【6月30日公開】
後編では、坂本さんからままっち!をご覧の方へメッセージをご紹介♪