産後ケア助産院マーノの助産師、佐原さんと瀬野さん。
お2人は函館市内の産院で、妊娠中~お産、産後のママに深く関わってきました。
目指すは【ママを孤独にしない子育て支援を!】
函館のプレママ、産後ママの生活や気持ちに寄り添う『産婆さん』として、すべてのママが子育てを楽しめることを願いながらコラムを綴ります。
ご覧ください。
今回は沐浴についてお話しします。
どうしてでしょうか。
多くの人の持つ沐浴のイメージはこんな感じでしょうか?
この沐浴を『準備』から『実施』『後始末』までを一人で行うのは大変な作業だと思います。
お産後の体の変化やお産の疲れも残り、毎日の育児、睡眠不足でお母さんはへとへとになっています。昔は産後の体が回復するまではお母さん赤ちゃんのお世話をしてくれる人がいました。
でも今は、社会の状況も変わりワンオペ育児など、お母さんが一人で沐浴することも多いと感じます。
社会状況が変わったのなら、沐浴だってお母さんが楽にできる方法に変わってもいいですよね!
まずは、毎日お湯に浸かることが必要かというと、毎日じゃなくてもいいと思います。
お母さんが疲れてしんどい時には体を拭いてあげるだけでもいいです。
最近では泡浴という方法もあります。
お湯に入れずベビー石鹸で洗ったあとはシャワーで石鹸を洗いながして保湿をするという方法です。
赤ちゃんを寝かせて洗えるので、お母さんの体の負担も減ります。
両手が使えるので赤ちゃんを洗うのも楽にきれいにできますね。
この場合は赤ちゃんから目を離さないようにしてください。
他には 膝のうえで抱っこして洗うのもありです。下のイラストをご覧ください。
これらの時は泡浴でもいいですし、近くにお湯を張ったベビーバスを用意し、最後にお湯に浸からせてあげるのもいいですね。
浴室でも洗面台でも台所のシンクでもオッケーです。
洗面台を使って沐浴する場合はこんな感じです。スポンジの台を使うと赤ちゃんに優しいですね。こういったスポンジのバスマットは1,000円前後で購入することができますよ。参考ページ
そんな場所がなければ床にベビーバスで沐浴でもオッケーなんです。
大切なことは、心も体も楽に赤ちゃんと過ごすことだと思います。
沐浴の注意点や、用具の使用方法については確認してくださいね。
ありがとうございました♪赤ちゃんの沐浴って、私自身も出産前の大きな不安材料でした。えいっ!と気合を入れて沐浴に奮闘していた思い出があります。今回のコラムを読んで、『毎日お湯に浸かることが必要かというと、毎日じゃなくてもいいと思います。お母さんが疲れてしんどい時には体を拭いてあげるだけでもいいです。』この一文を、あの頃の自分に言ってあげたいな~、きっと気持ちが楽になるだろうな~、と思いました。沐浴とはこうでなくてはいけない、なんてイメージに縛られず、便利なグッズや方法を利用してお風呂タイムを少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。
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