ひっぽのひげ文庫 リターン vol.6 いいからいいから 2

ひげのつぶやき 

家庭での勉強は…?
私はこんな内容の宿題を「かしこくなる宿題」と称してA4半分のプリントを毎日出していました。内容は「どこでもドア、家族で何処へ行くかな?」
「好きな晩ご飯メニューベスト3を書こう」
「今の自分のマイブームを教えて!」など、行事の後には
「学芸会の感想をお家の人にも書いてもらおう」。計算や漢字の日もありましたが、とてもかしこくなるとは思えないふざけた問題ばっかりです。サイズが小さいので直ぐにできちゃいます。金曜日は金、土、日曜の日記です。それも子どもと対話するきっかけに役立ちましたね。子どもの宿題係を置き、提出チェックと催促をしてもらってました。

宿題のねらいは…?
6年生になっても多くの子は、勉強を食卓テーブルでしていると思います。こんな宿題ですから、お母さんと相談しながらやることになるので、そこで家族と会話をすることになります。その、団らん(死語ですかね)作りのきっかけがねらいです。せっかく宿題したから自主学習でもやるかという導火線になればいいのです。きっかけを作り、更に習慣化して欲しかったのです。宿題を忘れると私は何も言いませんが、子どもの宿題係の方が厳しいのです。

何を与えるか…?
家庭での勉強は習慣化することが中学、高校に向けて大切だと思います。どんな親でも自分の子どもに勉強を教えるということは難しいものです。親子で衝突してお互い痛い目に合うのがおちです。分からないとこは「先生に聞きなさいよ」として、背中を押すぐらいの方がいいのです。やりたがらない子には無理強いせずに、一緒に本を読みましょう。その習慣もありです。親が何を与えるかは様々でしょうが、漢字と算数に絞って、ドリルでも何でも復習をメインに習熟をねらうのがいいと思います。何を与えても大差はありませんから、最後のページまでやり通した達成感の方を大事にしたいですね。

編集後記
ありがとうございました。今回のつぶやき、私は【子どもの学習と親はどう関わるか?】ヒントをもらいました。我が家も、子どもが宿題をやっている時間は、学校でのその日の出来事を聞く時間でもあります。宿題を見てあげるのって疲れている時は面倒ですが、大切にしたい時間ですね。それと、どんな親でも自分の子どもに勉強を教えることは難しい、これはホッとしました。教えながらついイライラしてしまいますよね(笑) 私が出来る事は、背中を押してあげて、最後まで出来たら褒めてあげる!すぐ実践できそうです♪