函館市神山にある【えほんカフェひっぽ】。店主の中川裕司さん(通称 ひげさん)がおすすめの絵本を紹介してくれます。子どもだけでなく、大人にも響く絵本の数々をお楽しみください。
『ひげのつぶやき』では、父であり、教員経験のあるひげさんが見つめる子育てや日常のアレコレを綴ってくれます。これが心に沁みるんです~。どうぞご覧ください。
読者の皆様こんにちは。
2月になって節分、立春、建国記念の日と続き気が付いたら、もう半ばですよ。「暦の上では春ですが・・・」というニュースの決まり文句を、まぁ何回聞いたことか。まさに「二月は逃げる」の通りになっています。この頃は少しずつですが日が長くなり、その明るさにほっとしますね。
「おすしが ふくを かいにきた」
作 田中達也
出版:2022年 定価:本体1,300円+税
白泉社
まぐろの握りが服を買いに来ます。服の陳列台は竹串と爪楊枝でできていて、手製のハンガーには本物に見える寿司ネタのエビ、たこ、サーモンなどがぶら下がっています。海苔巻きや軍艦巻きもオブジェとして飾られています。ミニチュア人形の店員さんもいます。それが一枚の写真になっているのです。「これは本物の醤油差しだ、よく駅弁に入ってる魚型のやつ!」などと、ページをめくりながら楽しめます。アイス屋さん、リボンの着付け屋さん、などなど、サウナまで登場します。どんだけ楽しんで苦労して写真にしたやら・・・。親子で楽しんで下さい。
大好きな田中達也さん!日常の物を別の何かに見立てたミニチュアアートがとっても面白くてSNSをフォローしています♪
他のシリーズも今年発売したようで、気になります!!
見なくていいものを見てしまい、聞きたくないことでも聞いてしまい、知らなくていいことまで知ってしまい、しかも、それらの情報の真偽は定かではないことが、スマホ上にあふれています。
料理のレシピや旅行の予約など役に立つことも満載ですが、投資詐欺やヘイト情報もいっぱいです。
20年ほど前ですが、私の子どもにケータイ(スマホのない時代でした)を持たせるタイミングでずいぶん悩みました。
「みんな持ってるもん!」子どもの常とう句ですな。
父も負けじと『みんなって誰じゃ!』
「仲間はずれにされるよ!」いじめだ!いじめ!
分かっていながら『そんな仲間は友だちじゃない!』なんてことやりあって、高校入学時にケータイデビューとなりました。
今の時代はどうなんでしょう。スマホで子守りができてしまうわけで、生きていくのに欠かせないと子どもは思うのでしょうか。親として、時にはスマホを置いてスマホ依存になっていないか、見つめてみるのはいかがでしょうか。
ついこの間入学したと思っていた息子が春からもう3年生。
時の流れは本当に早い…まだうちの子には先の話だからと思っていたことがすぐ目の前になんてことも。
その悩みの一つが「スマホいつから持たせるか問題」。
今は半数以上の親が”小6までに持たせる”と回答したアンケートもあるようです。
アニメや漫画内でも小学生や中学生が友だちとLINEでやりとりしている描写が当たり前に使用されてますよね。
スマホの使用時間に関してはママパパも耳が痛い話でしょう。
私も子どもたちが寝た後に、何かに取りつかれたようにスマホに被りつくこともしばしば…
自分の学生時代にスマホというものがなくて本当に良かったと正直思います。(あったら勉強なんてできたのかしら)
まずは親が強制的にスマホを置く時間を作らねばと、背筋がピンとしました…
ままっち!編集部 Tammy
えほんカフェひっぽ
住所 函館市神山3丁目64-2
TEL 0138-87-2691
営業時間 11:00~18:00
定休日 毎週火、水曜日
HP http://hakodate-ehoncafe-hippo.com/