ひっぽのひげ文庫 リターン vol.14 ドクターひっぱれのあっぱれしんさつ

ひげのつぶやき
「マスク外しますか?」
細かく場面ごとにマスクの着脱指針が政府から出され、新聞でも取り上げられていました。ちょっと前には幼児にもマスク、今回はいらない。まったく振り回されます。
人の表情はコミュニケーションの大きな要素だと私は思うので、私としてはマスクなしで過ごしたいと思っています。ただ、私がマスクをしていないことに不安や不信を感じる方もいるかなぁとマスクをしています。実際に、マスクなしでスーパーに行くと、おばちゃん達の『何?この人?』みたいな冷たい視線を感じます。みんなマスクしていて表情が分かりませんから、余計に冷たく感じるのでしょう。
テレビの街頭インタビューに「周囲の八割の人がマスク無しなら、自分もマスクを外します。」という残念な応えがありました。周囲と同じでいたい、目立ちたくないという国民性なのですが、どんなことでも子どもたちまでも、自分で何事も決められなくなっているように思います。
政府がうるさく言うから、みんなそうだからではなく、せめてマスク脱着ぐらい自分で判断して決めていいんじゃないかな。
ままっち!編集後記
マスクの下であの人は笑っているのかな、それとも…、と相手の考えや気持ちを推測しなければいけない生活になってもう2年以上。逆に、自分の表情が隠れていることでホッとすることもあったり。人とのコミュニケーションにマスクが馴染んでしまっていること、改めて考えさせられています。(ままっち!スタッフ 遠山)

ひげさんお手製のラック