第33回【前編】
前回のかやぶきの家まねきやの藤吉大志さんからバトンが渡ったのは、『子どものチカラキャンプ』のスタッフとして活動されている前田 貴子（たかこ）さんです！
日々子どもたちとパワフルに活動される前田さんをご紹介します♪
七飯町 精進川鉱山跡洞窟の氷筍
『子どものチカラキャンプ』、今年で開催6年目を迎える道南地区のスタッフとして携わる前田貴子さん。『子どものチカラキャンプ』とは関東地区・道南地区を拠点に、幼小中学生を対象とした会員制の体験型教育キャンプを開催している団体。お子さんが学校からもらってくるパンフレットを見て、ご存知の方も多いのではないでしょうか。ツーリングやスキーなどシーズンごとに開催されるキャンプや、1年間を通して活動するキャンプなど、どれも自然としっかり触れ合うことのできる充実したプログラム。その全てにスタッフとして参加する前田さん。平日は前回ご紹介した藤吉さんと共に「かやぶきの家まねきや」の学童保育員としても働くそのエネルギーに驚かされました。
『子どものチカラキャンプ』に参加する子どもたち
兵庫県出身で、幼少期は田舎のおばあちゃん宅で夏休みなどの長期休暇を過ごすことが多く、川遊びや薪割りなど当時から自然に親む生活を送ってきた前田さん。大人になり便利な暮らしの中で何か物足りなさを感じるようになったといいます。
「大人の考える、子どもの行ける自然って真っ先に公園が浮かぶと思います。でも公園のように枠に囲まれた自然って、私の知る自然じゃないなって感じるんです。子どもたちに”本当の自然”に触れさせたい、そういう想いが強くありますね」と前田さん。キャンプでは、子どもたちが考えチャレンジできるようにサポートするだけという前田さんは、常に子どもたちに「どうしたいか」「自分で考えてみよう」と問いかけ、子どもたちが積極的に下級生のお世話をしたり、次の進行のために考え動きます。そんな経験を積んだ子どもたちがキャンプ卒業後は、スタッフとしてお手伝いに参加してくれ、大学生になり成長した姿で再会できた時はとても嬉しかったと、前田さんと子どもたちとの絆に、キャンプでの時間が子どもたちにとってかけがえのないものだったのだろうと感じました。そんな『子どもチカラキャンプ』の様子を後編でご紹介します♪
申し込み受付をしているキャンプもありますので、詳しくはホームページやFacebookをご覧ください♪
