【前編】『Cheer up!』Baton.47 やくもの寺子屋マネージャー”坂田 純華さん”

Cheer up!とは

第47回【前編】

前回ご紹介した木育マイスター 山本賢治さんからバトンが渡った47人目のゲストは、地域密着型フリーランスとして「やくもの寺子屋」のマネージャーも務める『坂田純華(すみか)』さんです。

地域密着型フリーランスとして現在八雲町を基点に活動している坂田純華さん。「誰かに”きっかけ”を与えられる存在になりたい」、そう思うようになったのはいつも手を差し伸べ助けてくれた母や、行動する先輩の存在が純華さん自身に大きなきっかけをくれたから。
地方に住む子どもたちのための活動や、地方を活性化させたいと精力的に行動している純華さんのこれまでを振り返ってみましょう。

出身は旭川市、ウェディングプランナーの夢を持ち札幌ブライダル専門学校を卒業しましたが、そんな時に”きっかけ”が訪れます。先輩のワーホリ経験を耳にし、とても興味が湧きました。思い立ったらすぐ行動の純華さん、フィジー留学、オーストラリアへのワーホリ、韓国留学を経験しました。異国の地で様々な人たちと出会い触れ合う中で得た知識や経験は、将来に向けての広い選択肢を与えてくれました。

帰国後、札幌で就職、環境保護をテーマに自然食品などを取り扱う雑貨店の開業・運営に携わりました。カフェ巡りをしたり、友人とお酒を飲みに出かけるのが大好きだった一方で、人の多い環境にどこか息苦しさを感じるように。そんな最中にはじまったコロナ禍。人との繋がりや出会いを求め参加したオンラインコミュニティで、地方住みの方々に出会ったのが、新たな活動の”きっかけ”でした。
様々な地方に出向く中、八雲町のゲストハウスを訪問したことでゆったりとした時間が流れ自然豊かな八雲町での暮らしに憧れ移住を決意。

都会から田舎に移住し心が潤う感覚を味わって欲しいと地方ワ―ケーションを企画する「ezowell」を始動。地方活性化と「ヘルス&ウェルネス」という分野を掛け合わせた、人々の交流を図るイベントを様々行ってきました。女性同士、気を遣わず話そうよとテントサウナで裸で未来について語り合うイベントを企画したことも(笑)

また、廃業になった銭湯を改装して創られた『ゲストハウスsento』に併設した『カフェラウンジsento』の一角を使用して開かれるプライベートスクール「やくもの寺子屋」のマネージャーも務める。「成績を上げるための塾ではない」少し変わった教育方針で子どもたちの「選択肢を広げるための体験」を用意しているとう当スクールは、ゲストハウスに訪れる世界各国のお客さまもヘルパーとして子どもたちに触れ合ってくれます。
どうしても住む地域によっては見える将来像が狭く、広い選択肢がなかったように感じると、留学を経験した純華さんは言います。子どもたちの「やりたい」を育む、それを実現できるサポートをするべく活動する「やくもの寺子屋」での過ごし方を後編では紹介します。

 

地方に住んでいても可能性ってたくさんあるんだなと感じられた今回の取材。
「やくもの寺子屋」さんの活動内容は、八雲町ならではの取り組みばかり♪
後編記事をお楽しみに!

Cheer up!Baton.47 後編【11月28日(火)公開】
やくもの寺子屋マネージャー 坂田純華
Instagram  https://www.instagram.com/sumiii1996_3/
やくもの寺子屋ホームページ https://yakumonoterakoya.localinfo.jp/