【前編】『Cheer up！』Baton.30 しゅくだいカフェ”宮崎浩憲さん”

第30回【前編】

Tammy

前回のBalthus ナカモノマサルさんからバトンが渡ったのは、北斗市で「しゅくだいカフェ」を開いている宮崎浩憲（ひろのり）さんです！
スタッフとして子どもたちと日々接している本谷文子（ほんやふみこ）さんにも同席いただきお話をお伺いしました。ぜひご覧ください♪

北斗市にある「みんなのすきな場所〜しゅくだいカフェ〜」を開設している宮崎浩憲（ひろのり）さん。しゅくだいカフェとは、放課後に訪れ宿題や自学を済ませたら自由に遊ぶことができる、登録・利用料無料の「小学生の居場所」。2020年4月10日にオープンして以来、約80名の登録があり、学年関係なくたくさんの子どもたちが利用し、日々賑わいをみせています。
放課後に遊べる場所が少なくなっている昨今、子どもたちが安全で安心できる学び場・遊び場として「しゅくだいカフェ」を全国に広めたいと活動する方の講演に参加したことがオープンのきっかけとなりました。

宿題が終わるとポイントカードにスタンプGET！

自身も4児（12歳、9歳、5歳、1歳）の父である宮崎さんが理念として掲げる【夜の2時間革命】。家族が揃い団らんできるのは夜の2時間程度、その大切な2時間が「宿題やったの？」「早く終わらせなさい！」なんて慌ただしい会話で終わってしまわないように、しゅくだいカフェでしっかりと宿題を終わらせ、夜は家族の有意義な時間にして欲しい、そんな想いで運営されています。

宿題をし遊ぶだけではなくSDGsにも取り組み、子どもたちが主体となって上磯漁港付近のゴミ拾いを行い2020年4月から2021年10月までで、なんとゴミ袋130個分を拾い集めました。その他にもフードロス削減運動として、地元企業や農家から廃棄処分となる食材を提供してもらい、なぜ廃棄処分になってしまうのかを子どもたちと一緒に考えながら、おやつとして美味しくお腹を満たしています。
「じゃがいもをたくさん貰った時は、子たちが中心となって”いもの塩煮”や”ポテトチップス”を作っていました。調理をする時は少しヒヤヒヤしながらも、子どもたちの挑戦する姿勢を見守りながらサポートしています。」と子どもたちとの楽しい日々を教えてくれたスタッフの本谷さん。