産婆の手しごと第16回目:離乳食リメイクでちょっと気分があがるご飯を

産後ケア助産院マーノの助産師、佐原(さわら)さんと瀬野(せの)さん。お2人は函館市内の産院で、妊娠中~お産、産後のママに深く関わってきました。目指すは【ママを孤独にしない子育て支援を!】函館のプレママ、産後ママの生活や気持ちに寄り添う『産婆さん』として、すべてのママが子育てを楽しめることを願いながらコラムを綴ります。ご覧ください。

バックナンバーはこちら

 

佐原さん
佐原さん

秋になるとまたおいしい物がたくさん出てくる季節になりますね。私は夏野菜が比較的好きなんですが、秋から冬にかけては煮物やお鍋がおいしくなってくるので、それはそれでどう美味しく調理をしようかとわくわくしてきます。直売所や道の駅に目がなくて、業者か?!ってくらい買い込んでしまいます(美味しい物は自分だけで食べるんじゃなくて、みんなで美味しい物を共有したくなるのにおご近所さんにお裾分けなどして楽しんでいます)
さて、今回は離乳食のリメイクです。(離乳食の呼び方も補完食に変わってきていますがここは離乳食で統一しようと思います)離乳食開始時のペースト状や細かく刻んだお野菜でちょっとママの気分があがるご飯を紹介しようと思います。

 肩の力を抜いて…ママも赤ちゃんも楽しんでほしい離乳食

離乳食開始時はヨーグルトのような柔らかさのペースト状のお野菜やおかゆから始めることが多いです。ミキサーや裏ごし器などをつかって作るのもなかなか大変!そして、多めに作って冷凍して保存することも多いのですが、あっという間になくなってまた作らなきゃ!ってプレッシャーになったり、せっかく一生懸命に作ってもなかなか食べてくれなかったり。離乳食はけっこう一喜一憂があるので、肩の力を抜いてすすめましょう。

佐原さん
佐原さん

離乳食を作ったり、レトルトを使ったときに、よく聞かれる声なんですが「たくさん作ったけど、嫌いなのか全然食べてくれなくて余った」「レトルトの離乳食を使い切れなかった」「離乳食作りで、なんか作っているだけで疲れちゃって自分のご飯をあらためてつくる気力がない」と余してしまったりしたものをどうしようか?となるようです。そこで今回は赤ちゃん用につくったついでや余したときのフードロス対策なども踏まえて3つリメイク料理をご紹介しようと思います。そもそも、皆さんゆっくりご飯をたべる時間すらなくて、台所でおかずやおにぎりなどを掻き込むなんてこともよくあるかもしれません。なので、時短で美味しく、ちょっとおしゃれなご飯を、とおもいます。

 

離乳食でリメイク料理 3つご紹介
1.ほうれん草のペーストやきざみのリメイク
「レトルトカレーを使ったほうれん草カレー」所要時間 3分(離乳食作りの時間は除く)
カレー屋さんで食べるほうれん草カレーって本当に好きでついつい毎回のように頼んでしまいます。おうちで気分だけでも味わえればということで、手軽に作れるほうれん草カレーを紹介します。時間がないときでも手軽に食べたいのでレトルトカレーを使います。レトルトカレーにほうれん草のペーストまたはペーストにする前にきざんだものを混ぜて電子レンジでチン!最後にちょっと一足しで黒こしょうとコーヒーフレッシュをかけてみると本格的です。ナンで食べるもよし、家にはそうそうナンはないので、おうちにあるパンにつけて食べるもよし。チーズとも合います。

 

2.カボチャのペーストリメイク
「ちょっとおしゃれなかぼちゃトースト」 所要時間1分(焼くときは3分)
市販の離乳食などではりんごやカボチャなど甘めの(甘さはつけていないので自然な甘さ)ものがあります。
けっこう赤ちゃんはカボチャなどの野菜が好きな子も多いので大量に余ることがないときもあるんですが、ちょっと作ったついでにリメイクすると、スイーツっぽいトーストなんかも作れます。かぼちゃのペーストを食パンに塗って、チーズや、もしあればレーズンやナッツ(パパさんの晩酌のお供のピーナッツなどでもかまいません)をのせてトースターで焼きます。(焼かなくてもオッケー!クロワッサンに挟むと手軽でおしゃれ)
味付けは甘いのを食べたいときは、うえに少しお砂糖などをふったり、ちょっと惣菜パンぽいのを食べたいときはマヨネーズとこしょうをかけると美味しいです。カボチャに限らずにんじんでやっても美味しいですよ。

①保存バック内で揉んでカボチャを柔らかくした後、赤ちゃん用から自分用を取り分けます

②チーズやレーズンなどをのせてトースターで焼く

 

3.すりつぶしたお豆腐のリメイク
「和食白和え」 所要時間 1~2分
お豆腐をすりつぶす際に私は保存バックの中にゆがいたお豆腐を入れて揉んで、赤ちゃんの分だけ除いてバックに残ったお豆腐に味付けして白和えにしちゃいます。塩昆布やひじきなどや、あとは残ったお野菜などを入れてもおいしく、手軽に晩ご飯の一品にできます。具材はなんでも大丈夫!食欲があまりない日でも栄養満点で、中に入れる具によっては一品でも十分に栄養バランスがとりやすいです。離乳食が進んできたらお野菜を柔らかくして味付けを鰹節だけで行えば赤ちゃんへの一品としても栄養満点の主菜になります。(大人用は取り分けた後に味付けすればいいので)味付けはお味噌でも、めんつゆでも。おすすめはごま油とめんつゆを大さじ1くらいずつ(豆腐の量によりますが、3個パックの豆腐1個使うときはこのくらいの分量でしっかり味がつきます)

余ったお豆腐とお野菜を保存バックに入れる。あればごまを入れると風味がよいです

調味料をいれて揉みます

盛り付けてできあがり

 

佐原さん
佐原さん

いかがでしたでしょうか?私は、なにより一番はママと赤ちゃんがニコニコしながらご飯をたべるというところを大事にしているので、レトルトだって使っていいと思っていますし、絶対に手作りじゃないと、という考えではないので、ママはやらなきゃっていうプレッシャーよりも楽しんでつくれるように息抜きしながら作ってすすめていければいいなと思っています。(食べる、食べないも赤ちゃんの気分次第だし、苦手な食材があるのも、大人だって同じくなので・・・)時短でちょっと手を加えたように見えるご飯を紹介してみました♪

タイトルとURLをコピーしました