函館市の産後ケア事業が拡充!なでしこ母乳育児相談室 小松先生に聞きました

函館市の産後ケア事業が令和4年度から内容が拡充したことをご存知ですか?
従来の【宿泊型】に加え、現在は函館市から委託された医療機関・助産所へ行き、ママのケア・赤ちゃんのケア・授乳や沐浴指導などを受けるケアを受けることができる【通所型】、助産師さんや保健師さんが自宅に出張訪問しケアを受けることができる【訪問型】のサービスも開始となりました。
今回は、以前にお話を伺ったなでしこ母乳育児相談室小松先生に、産後ケア事業が拡充したことによってママの皆さんにとって、どのような点が利用しやすくなったのかお話を伺いました。


小松先生
:令和4年4月からなでしこ母乳育児相談室は【通所型】【訪問型】として、函館市の委託で産後ケアを開始し、今までよりも気軽にご利用頂けるようになりました。業務委託を受け、ケアの内容も変更になりました。おっぱいケアや赤ちゃんへの授乳指導は従来通りですが、ママのご希望があれば通所型の3時間をご利用の方は、軽食を取って頂き(和食弁当とパンのどちらかを選択)、その後は赤ちゃんをお預かりして30~60分の休息を取って頂くことも可能です。

ままっち!:産後どれくらいのママまで利用できるのですか?

小松先生函館市に住所を有する産後1年のお母さんと赤ちゃんを受け入れています。なでしこ母乳育児相談室では、出産後に母乳が軌道に乗るまでの期間に利用する方が多いですね。通所・訪問の通算で7日まで利用可能です。

ままっち!:利用料金にも変更はありますか?

小松先生:はい。以前は、体調に不安を抱えていても金額面で利用を躊躇されるママもいましたが、来所・訪問のどちらも以前に比べてリーズナブルにご利用頂けるようになりました。利用のハードルが下がったことで、乳房トラブルや辛い症状に早めに対応しママの心配事を少しでも減らせるのでは、と考えています。

ままっち!:ご利用の流れを教えてください。

小松先生:通常ですと①マザーズ・サポート・ステーションに相談し利用申請書の提出(函館市の公式LINEからオンライン申請も可) ②市からの利用承認通知書が届く という流れですが、おっぱいのトラブルは事前に予測できるものではありません。急を要する場合はまず、市にお電話するのがスムーズです。それからなでしこ母乳育児相談室にお電話ください。函館市でも産後ケア事業はまだ始まったばかりで、もっともっと皆さんに知って頂きたいですね。少しでも心配や不安の少ない状態で子育てを楽しんでほしいと願っています。

ままっち!:ありがとうございました。これから出産を控えている方、産後の不調や不安を抱えている方は是非参考にしてください。

函館市産後ケア事業(料金や申請書が掲載されています。)

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