3時限目
前回、あつまさ先生がお勧めしてくれた育児書がこちら!
著者:藤崎 達宏
出版社:株式会社三笠書房
〈自分で考え、行動できる子に育てるために親がすべきこと〉
・妊娠中から始める! 赤ちゃんを迎えるための4つのコーナー作り
・自宅で簡単に! 手作り教具のススメ
・良い頭は3本指の活動から!
・成功するトイレトレーニング
・世界共通! 魔の2歳児の乗り越え方 .
・集団への旅立ち「幼稚園・保育園の準備」
この「0~3歳までの実践版」と、その続編の「3~6歳までの実践版」の2冊を購入し読んでみました!
それでは、2冊読破した率直な感想は?
「もっと早く読みたかった~😭」です。
我が子は、息子(まもなく5歳)と娘(3歳)です。もしも出産前や、息子がまだ赤ちゃんの時に読んでいたら、自分が嫌いになりそうなくらい怒ったり、悩んだり、“子育ての辛さ”が格段に減っていたのではないかと思います。
なぜ、子育てに悩んだり、しんどいなと思っていたの?
それは「子どもの必要な成長」をきちんと理解していなかったからだと、この本を読んで気付きました。
漠然とどうして?なんで?と不安にかられ、それがイライラに繋がり悪循環を生んでいたな・・・と。
「モンテッソーリ教育」は子どものためだけじゃなく、ママパパたちのためにもなるのですね。モンテッソーリ教育に出会えて良かったですね!
「0~3歳までの実践版」を読んでみて…
「子育ての予習」という言葉がこの本では使われていますね!
大人からすると「なんで?」「どっちでもいいのに」「わがまま」「いたずら」と思ってしまうことが、子どもの成長にとってとても重要な行動だと予習できていれば、「あ~今うちの子は成長しようとしているのね」と心にゆとりを持って見守り、手助けすることができますよね。
0~3歳は、人間のもっとも大切な能力である「歩く」「手を使う」「話す」が確立する時期。何歳何ヶ月頃になると、子どもはどんなことに興味を示し、どんな行動をしながら成長していくのか、前もって知っているかどうかで子育ては大きく変わります。
それがこの1冊でとても分かりやすく理解できますよね!
ままっち!スタッフ Tammyの「子育ての予習」体験談
「もう帰るよ!」「お風呂入るよ!」、いきなり言っても幼い子はすぐに対応できないもの。
【事前にお知らせしてあげるとスムーズ】
「あと3回すべり台滑ったら帰ろうか。」「お母さんのお洗濯が終わったらお風呂入ろうね」と事前告知をするようにしてから、やだやだー!!っと駄々をこねられることが各段に減りました!
これも「子育ての予習(理解)」が出来たからこそ、子どもも笑顔、ママも笑顔になれたのだなぁっと思います。
なるほど、「子育ての予習」効果てきめん!この本を推薦してよかったです。
これから出産を控えているプレママ、なんでいたずらばっかりするんだろう、泣くんだろう…っと悩んでいるママ、もちろんパパにも読んで欲しい一冊です(^^)/
子どものいたずらが「イライラ」ではなく「ワクワク」に変わるかもしれません♪
4時限目
…ということで、次は「お勧めの育児書②」のご紹介!
著者:藤崎 達宏
出版社:株式会社三笠書房
〈子どもの力を伸ばす方法〉
・3歳からやってくる言語の爆発期「言語の敏感期」
・2つの重要性と、3つのディメリット「英語教育は重要検討課題!?」
・意外と遅くにやってくる「数の敏感期」
・第二のGAFAを生み出すためには?
・「これなぁに?」から「なんで?」に移行する「科学の探求」
・わが子の行動が見えなくなる現代社会 正しい価値観をつける「倫理・道徳」
・親もバージョンアップ「ほめる・叱る」実践編
・その口癖がわが子を ダメにする! 「子育て禁句10連発」
・誰も正解を知らない!「テレビ・ゲーム・スマホ・SNS」との付き合い方
・ワクワク感を活用しながら自己肯定感の土台を創る「小学校準備」
まさに息子(まもなく5歳)はこの年齢にいます。
息子が、ひらがなをなかなか覚えることができずやきもきしていましたが、私が理解不足、勘違いしていたなと反省させられました。
ひらがなを覚え、書けるようになるまでの、子どもの成長を理解した上での実践法が紹介されているので、とっても効率的!
今からでも遅くはないということで、こちらの本で紹介されているひらがなを覚えるための教育法を息子に実践してみました!
息子(まもなく5歳)にひらがな習得法実践!!
まずびっくりしたのが、『読む→書く』の順番ではなく、子どもの興味は『書く→読む』の順番でやってくるということ!
確かに、「これ僕の名前~」っと象形文字のようなのを書いていたなぁ…そのタイミングで、じゃあひらがな勉強してみよう!「これが”あ”って読むんだよ」っと『読み』を教えようとしても興味が湧かなかったんだなぁ。
お風呂にずっと貼られていた「あいうえお表」。
まったく興味を示さず、表をくるくる巻いてクレープ~とか言っていたのに、最近やっと興味を持つようになってきました!!
そう、息子君『読む』の段階にきたんですね!!
まずは文字の存在を知る必要があるそうです。
大人からすると当たり前が、子どもからするととっても難しいことなんだなぁ~。
文字にはそれぞれ「形があって、音がある」ということを一致させる。
そのために、あいうえお表をしっかり覚えることが第一歩みたいです(^^)/
最近は、ヒントのイラストを手で隠して、文字だけで「音」がわかるように自分で工夫しています!
息子、成長してますー😭✨
ドリルを買って無理くり教えようとしていたことを反省。
「子どもの興味に合わせた教え方」が一番効果的ですね!すごい、モンテッソーリ!
こちらの本にはその他にも、遊び感覚でひらがなを覚える教育法が紹介されています✨
とってもオススメです!!
2冊読み終えてみて…
心に刺さった言葉は、
『次の階段へのステップは、その前の階段をいかに充実して経験してきたかにかかっている』
モンテッソーリの言葉です。
親の理想や、周りの子どもと比べて、無理に階段をのぼらせたり、過剰に手伝ってのぼらせたりしても意味がないということですね。
自分の子どもの成長に向き合い、一段一段着実に進んでいく。心にとめたいと思いました。
そして、著者である藤崎達宏さんの「正しい価値観をつける」という考えに私はとても共感しました。私たちの子どもがこれから生きていくインターネット社会。SNSやネットゲームなど、親の目が届かない世界で、子どもが正しい判断を自分でできるように。
モンテッソーリ教育という教育法を通して、「自分でできる子・判断できる子」に育つよう我が子の成長にしっかりと向き合い、手助けしていきたいと思いました。
素晴らしい読後感想と実践例、ありがとうございます。今回読まれた2冊は、子育てのバイブルとなりますね。これからもお子さんの本来持っている能力を信じて、一人でできるように援助していきましょう!
次回は、『幼少期からの英語教育はどうすればいいか?』について特集します!
年明け2021年1月13日(水)公開です、お楽しみに♪
【今回ご紹介した2冊の育児本を、子育て真っ最中の皆さんに是非読んでいただければ幸いです】