【前編】『Cheer up!』Baton.46 木育マイスター”山本 賢治さん”

Cheer up!とは

第46回【前編】

前回ご紹介した厚沢部町地域おこし協力隊 中村和恵さんからバトンが渡った46人目のゲストは、木育マイスター『山本 賢治』さんです。

皆さんは”木育”という言葉を聞いたことがありますか?
ままっち!をご覧のママパパは、子どものおもちゃや、イベントなどでその言葉に触れたことがあると思います。
木育とは、子どもから大人まですべての人々が「木に触れ、木に学び、木と生きる」取り組みのこと。その取り組みを普及させる専門家として北海道が認定する『木育マイスター』、山本賢治さんは2020年に11期生として活動をスタートしました。(令和5年1月現在で323名の木育マイスターを認定)

きっかけは専門学生時代、デザインやものづくりを学ぶべく通っていた学校の先生が木育マイスターでした。元々子どもと触れ合うことが好きだった山本さんは、企業とコラボした子ども向けワークショップを開催するなど、その当時から木育活動を行ってきました。その後、インテリア家具ショップに勤務し家具作りの技術を学びます。
2019年には、ゆったりとした時間と自然あふれる森町に魅力を感じ移住、地域おこし協力隊としても3年間活動しました。
現在は「人と地域をつなげて、自分らしい暮らしを。」を目標に、個人事業主として開業、日々を楽しむことに全力注ぎ中!の山本さん。その言葉通り、”木育マイスターけんちゃん”としてたくさんの可能性を導き出し行動する実行力に、お話しを聞きながらパワーをもらいました。

ワークショップの様子

山本さんの木育マイスターとしての活動は、子どもたちへ木の大切さを学んで欲しいと「授業や講演の開催」、ワークショップや展示会などの「イベント企画」、大人向けや修学旅行生向けの「体験型ツアー」、木育キットなどの「製品販売」と、他にも木に関することを様々な方面で発信中です。
後編では、子どもたちへの取り組みについて詳しくご紹介!

「Uzukuri Puzzle」

木のぬくもりを感じられる木育製品は山本さんの公式LINEからも購入可能。作るのが楽しいんですと、販売している製品の半分は山本さん自身で制作しています。その中で、「Uzukuri Puzzle」が今回JAPAN WOOD DESIGN AWARD 2023」を受賞。日本の伝統的な加工技術である浮造り加工を施し、木目を浮かび上がらせた表面は凹凸を感じることができ、視覚に障がいのある方も含めた全ての方々が遊べる木製玩具。私も実際に手に取らせてもらいましたが、目を閉じて木目を感じながら並べるのが意外に難しく楽しいパズルでした。
その他にも、子どもの五感を育てるのにぴったりな木育製品がたくさんラインナップされています。詳しくは、下記のInstagramや公式LINEからご覧ください。

 

我が家でも、子どもたちが大きくなっても使っているのって木のおもちゃなんですよね。少し値段は張るけど、長く愛用できる木のおもちゃ、おすすめです!
後編では、我が子にも体験させたい山本さんの木育授業を詳しくご紹介します♪

Cheer up!Baton.46 後編【10月30日(月)公開】【10月23日(月)】に変更しました!