ひっぽのひげ文庫 リターン vol.12 てぶ~くろ

あの、【ひっぽのひげ文庫】がままっち!に帰ってきました♪♪
函館市神山のえほんカフェひっぽ 店主の中川裕司さん(通称 ひげさん)がオススメの絵本を紹介してくれます。今回はどんな絵本と出逢えるのでしょうか📚さらに、ひげさんが綴るエッセイ【ひげのつぶやき】も掲載中!ご自身も父であり、教員経験もあるひげさんが見つめる子育てのアレコレ。どうぞご覧ください♪
てぶ~くろ

作:ガタロー☆マン
誠文堂新光社
笑本おかしばなしシリーズ特設サイト
本体価格:1,320円(税込)
あらすじ
有名なウクライナ民話「てぶくろ」をパロディにしてしまった絵本です。おじいさんが森の中でてぶくろを落として、その中にまずねずみさんが入ります。次はかえるさん、うさぎさん・・・順番も変わりませんがみんな笑顔で「あったか~い!!」の繰り返しで笑えます。同じフレーズの繰り返しは、絵本のお決まりのパターンであり、子どもの笑いのツボでもあります。おじいさんがてぶくろを探しに戻ってくると、動物たちは逃げるはずですが居座ります。そこで、おばあさんが迫力満点で登場!さて、結末は「めでたし?…へでたし?」題名のひねりにも...!是非お子さんと一緒に読んで楽しんでくださいね。

 

ひげさん
ひげさん

今回の絵本は「笑本おかしばなし」シリーズの③です。①は「ももたろう」、②は「おおきなかぶ~」と続き、3冊目ですね。ちょっとこのタイミングでウクライナ民話のパロディをご紹介するのはどうなのかな、とも思いましたが、政治と文化をあえて切り離して絵本を楽しむことに罪はないでしょう。

 

ままっち!サポーターさくらさんが実際に「てぶ~くろ」を読んでみた!!

絵が面白くて、私はお話の内容が頭に入ってこないほどでした。笑
2歳2か月の息子は、次々出てくる動物を指差して楽しそうに「これなぁに?」と言っていましたが、途中の狼や熊は「こわい…」と真顔になっていました。
「くっせ〜!!!」のところで何度もゲラゲラ笑いました!!

元小学校教員的目線で…これは低学年男子にヒットするやつですね…笑
学校の読み聞かせは、何かしらの教育的な意図をもちながら絵本を選びがちなので、こういうただ笑える絵本で家族みんなでゲラゲラ笑いたいです。笑
名作「てぶくろ」を知っている子どもも喜びそうです♪

なんていい表情!!私も声出して笑いました~( *´艸`)

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