【前編】『Cheer up!』Baton.31 地域食堂まんまる”髙橋佑実さん”

Cheer up!とは

第31回【前編】

Tammy
Tammy

前回のしゅくだいカフェ 宮崎浩憲さんからバトンが渡ったのは、北斗市でフードパントリー活動をされている「地域食堂まんまる」の髙橋佑実(ゆみ)さんです!
しゅくだいカフェでの食事提供などの交流があり、ご紹介に繋がりました。ぜひご覧ください♪

北斗市の広徳寺(こうとくじ)でフードパントリー活動をしている【地域食堂まんまる】の髙橋佑実(ゆみ)さん。”食べること”を通じて、小さな子どもからお年寄りまで多世代の方が交流し、同じ地域に住む人同士、「与える人・与えられる人」などの上下や優劣などない「まんまる」な関係でありたいと願いを込めて名付けられた【地域食堂まんまる】。当初は子ども食堂として2019年冬から準備を進め、翌年春から本格的にスタートしようとした矢先のコロナ禍。思うように活動ができない状況が続く中、少しでも地域の人の手助けになれたらと、現在のフードパントリーという活動に至りました。

独身時代に青年海外協力隊としてバングラデシュでボランティア活動をしていた髙橋さん。貧しさの中でも互いに助け合い、日々たくましく生きる現地の人々に逆に助けられることが多かったといいます。その後日本に戻り受けた逆カルチャーショック。目を伏せたくなるような悲惨なニュースや、コミュニケーション不足が露呈した地域の力の弱さにやるせない気持ちになりました。その頃から、自分には何ができるだろうか、子どもたちを守るために地域ですべきことがあるのではないかと強く想うようになったそうです。

その後お寺に嫁いだ髙橋さんは、同じ想いを抱いた女性たちとの出会いをきっかけに【地域食堂まんまる】を発足。「まんまる」のオフィシャルLINEへの登録、事前申込制度という形でスタートしたフードパントリー活動は口コミで広がり、現在では登録者数110名程になり、毎回の食材配布には40名程がお寺に足を運んでくれています。

 

配布する食材は企業のフードロス食材や、地元農家さんや地域のお店などからの寄付により集められており、お米(2~3㎏)を中心とした食材で、野菜やお菓子、インスタント食品、飲み物などバラエティー豊かな内容となっています。
「入口はフードパントリーですが、それをきっかけにお寺に遊びに来てもらい、子どもたちと大人たちが楽しい交流の場となっていることがとても嬉しいです。食材の配布や仕分け、調理などをお手伝いしてくれるボランティアの方も募集していますので、気軽にお声掛けください。」(髙橋さん)
【地域食堂まんまる】のFacebookページより活動の様子などを紹介していますので、ぜひ皆さんも覗いてみてください。

Tammy
Tammy

明るくハツラツとされている髙橋さん。「まんまる」という名前に込めた願いの通り、地域の人たちが繋がる場としてその輪が広がっています。お腹も満たされ幸せな気持ちになりますね♪

Cheer up!Baton.31 後編【4月28日(木)公開】
次回、「子どもたちの声が響くお寺でありたい」
地域のみんなで子どもたちを育てていきたいと願う髙橋さんから、ままっち!をご覧の皆さんへのメッセージをご紹介♪

 

地域食堂まんまる
住所 北斗市中央2丁目3-14(広徳寺)
メール chiiki.manmal@gmail.com
Facebook https://www.facebook.com/chiikimanmal/

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