【後編】『Cheer up!』Baton.51 学童クラブひのてん ”横山 南海子さん”

Cheer up!とは

第51回【後編】

前編はコチラ

【前編】『Cheer up!』Baton.51 学童クラブひのてん ”横山 南海子さん”
株式会社ヒトココチが運営する学童クラブひのてん 主任の「横山南海子」さんにお話しをお伺いしました!

 

学童クラブひのてん 主任「横山 南海子(なみこ)」さん
ままっち!をご覧の皆さまへメッセージ

こんにちは、学童クラブひのてんの横山南海子です。
西部地区に位置する学童クラブひのてんは、今年で10年目を迎えます。
子ども達の「ただいま~!」から始まるひのてんの一日は、個性豊かで元気すぎる子ども達の賑やかな笑い声と活気に満ち溢れ、毎日がお祭りのようです。
時にはそのエネルギーを私自身吸収させてもらったり、はたまた子ども達に吸い取られたりと、日常の中で繰り広げられる楽しいこと・大変なことが子どもも大人もゆるやかな成長に繋がっている様に感じます。
ひのてんでの活動は、子ども達にとって新しい経験や出会いが沢山広がっています。
学年や学区を超えて友達が出来たり、登山やキャンプにひのてん祭り等、協力して何かを成し遂げる経験はきっとこの先も子ども達が成長する上で、芯の部分、内面の強さを育んでくれるはずです。
これは、関わる大人にも同じことが言えると思います。
私自身ひのてんでの初めての体験や出会いにワクワクドキドキし、それがエネルギーに変わっています。子ども達と一緒に山に登って汗をかいたり、太鼓を叩いて豆が潰れて苦笑いしたり、みどリンピックやひのてん祭り等イベントを終えてヘトヘトになったり、疲れたけど楽しかった~!という達成感がやりがいに繋がります。
今年はひのてん10周年ということで、子ども達と何か面白いことが出来たらなぁと計画中です。イベントが目白押しで年間スケジュールが大忙しなひのてんですが、一番楽しみにしているのは私自身かもしれません。

台湾研修にて

先日、台湾に研修に行ってきました。きっかけは私が所属する㈱ヒトココチが企画する世界のこどもフェスティバルでの出会いでした。
今年の2月に5年振りに開催されたこのイベントは、私が函館に移住してからスタッフとして関わるようになり、これまでスリランカ、ロシア、タイ、台湾の子ども達と交流を深めてきました。

今回は研修というかたちで台湾の東部にある布農族を訪ね、現地の暮らし、自然、祈り、歴史に触れ、伝統について学んできました。
彼らの生活は常に祈りと歌と共にあります。食事をする前、旅に出る前、まずは祈りを捧げます。そして感謝の気持ちは歌に込めます。
世界のこどもフェスティバルで初めて聴いた歌声にはこんな背景があったのかと、改めて心に染みるものがありました。

はこだて国際民俗芸術祭スタッフ

私が函館に移住するきっかけとなった、はこだて国際民俗芸術祭が今年も8/5から1週間開催されます。日本国内外から集まるアーティスト、今年はどんな出会いが待っているのかとても楽しみです。
知り合いが全くいない函館でしたが、イベントに関わることで仲間が沢山出来ました。新しい出会いや体験、知らない世界を覗き学ぶこと。私にとってこれが一番の原動力です。
函館移住生活も今年で9回目の春を迎えましたが、これから訪れるであろう出会いや巡り行く季節にワクワクが止まりません。

横山さん、ありがとうございました!
活動はアクティブながらも、お話しするとふんわりと柔らかい印象の横山さん。台湾研修のお写真を見ても、自然体で皆さんと関わっているのがわかりますね。
今年から例年通り1週間開催される「はこだて国際民俗芸術祭」も楽しみです!

Next▶▶▶Cheer up!Baton.52
次回はアフリカンダンサーとして活躍されている”安井アリサさん”です。お楽しみに♪

学童クラブひのてん
HP https://hinoten.info/
Instagram  https://www.instagram.com/hinoten_2014/