【前編】『Cheer up!』Baton.61 タイ大使館アドバイザー”幸村 璃奈さん”

Cheer up!とは

第60回【前編】

前回ご紹介したハニーセラピスト 川端亜希さんからバトンが渡った61人目のゲストは、タイ大使館アドバイザーの「幸村 璃奈」さんです。

東京生まれ東京育ちの幸村 璃奈(こうむら りな)さん、雑誌で見た函館の写真に夫婦共に惹かれ、山や海の近いこの地で子育てをしたいと3年前に移住、現在お子さん2人を育てながら函館で充実した毎日を過ごされています。そんな幸村さんのこれまでを振り返ってみましょう。

幼い頃から、無くならない貧困に疑問を感じていた幸村さんは、慶應義塾大学経済学部で東南アジアの開発経済を専攻。その背景には、お母さんの存在が深く関係していました。保護猫を育てるなど、動物を愛していたお母さん、そんなお母さんがいつも言っていた「弱い者には優しくしなさい」という言葉。その教えもあり、幼い頃から困っている人を見かけると、自然と手を差し伸べたいと思うようになったといいます。
大学では、貧困を抱える国への資金援助だけでは解決できない自立支援の大切さについて学びました。
卒業後は大手IT、食品商社勤務を経て独立、タイ大使館アドバイザーとして日系企業の東南アジア進出支援や、タイの生産者たちに対して、日本ならではの高い品質基準やモノづくりへのこだわりを伝えるなど、活動に取り組んでいます。

タイでの活動

そんな中、難病を発症。病気を克服すべく食生活を見直し、添加物を取り除き食事改善することで、医者から完治は難しいといわれた難病を見事克服することができました。人は食べるもので出来ていることを身をもって実感した幸村さんは、食と深く結びついている地球環境にも意識が向くようになったといいます。
1年半前には、福岡県の無農薬いちごをタイへ輸出。その際に出会ったのが、酵素から作られた土壌改良剤でした。農薬ではなく、食品基準の酵素から出来ているため安全に土壌を良くするだけではなく、ウィルス感染予防や、消臭効果など様々な分野で効果が期待されています。
幸村さんは現在、開発者の方と共により多くの方への周知活動、そして家庭用製品の開発に力を入れ取り組んでいます。

「未来の子どもたちが気持ちよく生きていける地球になるよう、自分事だけで終わらず、何か残していけたらいいなと思っています。」と幸村さん。
ここ函館という街を選び、パワフルに活動される幸村さんの今後に注目です。

こうやってより良い地球になるようにと活動されているママが函館にいるって、なんだか嬉しく力を貰えます。一人一人が自分たちに出来ることを少しずつ気を付け、過ごしやすい地球になるといいですね。

Cheer up!Baton.61 後編【4月30日(水)公開】
後編では、幸村さんからままっち!をご覧の方へメッセージをご紹介♪