続-ひっぽのひげ文庫 おかわり3

続‐ひっぽのひげ文庫

ひっぽのひげ文庫が帰ってきました!!2020年2月~5月まで、函館市神山町のえほんカフェひっぽの店主 中川裕司さん(通称ひげさん)に、オススメ絵本を紹介して頂いた ひっぽのひげ文庫 が『続-ひっぽのひげ文庫』となってリニューアルスタート!!
知らなかった絵本、気になっていた絵本との新しい出会いをお楽しみください(*^^*)


5冊目📚 からす たろう

作・絵:やしま たろう
偕成社
本体価格:1,800円+税

おそらく八島氏の小さい頃の実話を絵本にしたのでしょう。友だちもなくのけ者になっていた「たろう」を6年生で担任になった先生が認めて、学芸会のステージに一人で立たせるのです。「たろう」の演目は…。今の学校や子どもたちの抱える問題、先生のあり方や考え方など、私自身が教員だったせいもあるのでしょうが、考えさせられることが多い絵本です。絵本の最後に、小学校を卒業して、炭を売りにやって来る「たろう」に、街の人々から「やあ!からす たろう!」と親しみいっぱいに声がかかり、ほろっとしてしまいます。
スタッフより📚
ついつい表面的な部分で人を判断してしまいがちですが、それは恐ろしくて、悲しいことですね。たろうを認めてくれた先生の存在にホッとする反面、自分の子育てや人付き合いを見直すきっかけになりそうな1冊です。

6冊目📚 なつみはなんにでもなれる
作・絵:ヨシタケ シンスケ
PHP研究所
本体価格:1,000円+税
目下、絶好調のヨシタケシンスケさんの絵本です。おそらくギャングな3才児のなつみちゃん、寝る時間なのにお母さんと遊びたくてたまりません。思い付いたのが、ポットや洗濯バサミに変身するクイズ、お母さんはさっぱり当てることができません、当たらないのに怒るなつみちゃん、「おこるんだったらやんないよ!」と、お母さん。そんなお家でもよくあるやりとりがあちこちに散りばめられていて笑えます。最後はなつみちゃんが大好きな〇〇〇〇〇に変身して沈没!さあ、お子さんと変身クイズをやってみましょう!!
スタッフより📚
我が家の子供達も「寝る時間だよ~」言うと必ず「えぇーーーっ!まだ寝たくない!!」と駄々をこねます(笑) うちだけじゃないんだ~、という安心感(*^^*) 私も、変身クイズやってみようかな♪

ひげのひっぽベース

新コーナー始動!【ひげのひっぽベース】では、お店のこだわり、ひげさんの趣味のアレコレを発信!前回の【厨房ヒント】とはまた一味違った、暮らしのヒントを伝授してくださいます♪ひっぽベースが子育て中の皆さんにとって、興味やワクワクを刺激する秘密基地になりますように★

薪ストーブ編

その1
店作りの時にこだわったことの一つが、薪ストーブです。それは、単に薪で暖をとるだけではなく、自分の生活の基盤を、自然と共に生きてみようという方向への切り替えだったと思うのです。火を見ているとほっとするのは、きっと遺伝子に組み込まれているからなのでしょう。かと言って、山の中で時給自足は、無理だなぁとも思います。

その2

薪ストーブは、11月初めから炊きます。薪は厚沢部の木材屋さんから14立方メートル買っています。ナラの製材なので乾燥具合も質も最高です。薪小屋に積むのが大変ですが、薪割りよりは楽チンです。

その3

薪ストーブの煙突は、まっすぐに二階の居間の真ん中を通り抜けるように作りました、朝6時頃に点火して、閉店の午後6時まで燃やすと家中暖まり快適です。最低でも1時間毎に薪をくべる必要があり、店を営業していることは、薪ストーブはピッタリだと思います。薪ストーブの上で、鍋にシチューでも…と思いますが、店のコーヒーの香りにその生活感はマッチしないなって思います。

スタッフより☺
薪ストーブのある生活…ひげさんは手間を楽しんでいるんですね♪
視界に炎があるだけで体感温度が上がってくるような気がします(*^^*)
北海道胆振東部地震の停電で、電気のない不便さを痛感しました。電気も、ガスも、水道もあって当たり前ではないということを忘れないようにしたいです。そして、絵本カフェひっぽさんの薪ストーブで作ったシチューがメニューにあったなら「ぜひ食べてみたいなぁ…♪」とも思います(*^^*) 
次回のテーマは『ジャズ♪』お楽しみに(^^)/