第45回【後編】
前編に引き続き北海道厚沢部町 地域おこし協力隊員の『中村 和恵』さんです。
前編はコチラ⇩
『地域おこし協力隊』として、様々な活動を通して厚沢部町のPRに尽力している中村和恵さん。調理経験を活かし厚沢部町の特産物を使用した商品開発にも携わっています。町全体で盛り上げていきたいという想いから、町民を巻き込み、商品の価格帯やネーミングなどのアンケートも実施。みんなから愛される商品作りを目指し、日々協力隊メンバーと意見交換をしながら取り組んでいます。
その中の取り組みの一つが「おにぎりプロジェクト」。各町の協力隊が考案した、その町の特産品を使用したおにぎりをイベントで無料で味わってもらいました。厚沢部町は、肉厚な蝦夷舞茸をふんだんに盛り込んだ炊き込みおむすび。各町のおにぎりを見ると、北海道にはそれぞれに誇る美味しい食材たちがあるのを改めて実感します。どれもとってもおいしそう。
厚沢部町をバージョンアップしていきたい
「子どもたちが自慢できる町にしたい。厚沢部町を紹介するとき”函館から1時間くらいのところにある町です”なんて紹介、とっても悔しいです!」。出身を聞かれたら胸を張って言える町、そしてUターンしても仕事がある町にしたいと話す和恵さんから、厚沢部町を想う熱い気持ちが伝わってきました。
そんな想いは、色々な経験をさせてくれた大人が周りにいる恵まれた子ども時代があったからではと話します。自らが体験したことを繋いでいきたいと、地元の味を子どもたちに伝える活動にも力を入れており、旬の野菜や特産品を盛り込んだピザやカレー作りのイベントなども開催しています。
また厚沢部町といえば初めて「保育園留学🄬」を開始した認定こども園はぜるでも有名ですよね。保育園留学🄬とは、1〜2週間ほどの期間で子どもが保育園に通いながら家族で好きな地域に滞在し、暮らし体験をするというもの。現在では全国で約40の園で実施されています。
その保育園留学🄬での地元食体験やアクティビティを担当している和恵さん。昨年は道外、海外から150組もの家族が厚沢部町での暮らしを体験しました。
様々な活動する中でとても大切なのが、協力隊同士の情報交換。今年5月に発足した道南地域おこし協力隊ネットワークには厚沢部町、八雲町、木古内町、乙部町、森町が所属。先にご紹介した「おにぎりプロジェクト」もこのネットワークを活かした取り組みでした。協力隊同士での相談や、助け合い、フィードバックが力となり今後の町の発展に繋がる大切な役割を果たしています。
そんな協力隊を応援したい!という【賛助会員】さんを募集中です。地域イベントやお祭りなどへの参加や活動協力など、会費としても協力してくれる個人、団体さんがいましたら是非中村さんまでお問い合わせください。
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和恵さん、ありがとうございました!
和恵さんのInstagramを見ていると厚沢部の美味しそうなものや、素敵な自然に目が留まります。
中でも「はぜるポテト」がとっても美味しそう~!和恵さんがレシピを考案していますので、見てみてね♪
木育マイスター「山本賢治さん」のご紹介です♪お楽しみに♪