第54回【前編】
前回ご紹介した女性ハンター加我 麻美さんからバトンが渡った54人目のゲストは、南茅部で土偶キャンドルなどくを制作されているmajakka candle「佐藤 藍」さんです。
前回のCheer up!Baton.53 女性ハンター加我 麻美さんから「自分の『好き』をとことん追求していく自慢のいとこです!」とご紹介いただきました。
加我さんと同じく南茅部ご出身で、現在も南茅部お住まいとのことでビデオ通話にて取材させていただきました。とてもお洒落なカフェにいらっしゃると思いきや、なんとご自身で自宅横に作ったという作業スペースなんだとか。(トップ写真参照)そんな素敵な空間を作り出す佐藤さんが取り組んでいるのは、地元の植物を使用したキャンドルや、大人になってから不思議な魅力の虜になったという土偶をモチーフにした「土偶キャンドル」制作です。
子どもでも楽しく作れる粘土のようにこねて成形するものや、写真のようにカラフルなものなど、土偶の個性ある表情がなんとも愛らしい作品です。土偶といえば茶色のイメージから、鮮やかになるだけでこんなにも印象が変わるものですね、光を灯すとさらに神秘的。また、自然豊かな南茅部の身近にある植物や海の素材で作るキャンドルもインテリアに馴染みとても素敵です。道南地区に多く生える「クロモジ」という木の葉や、ウニの殻、海藻、海面に浮かぶ”浮き”をイメージしたガラス玉キャンドルなど。キャンドルにしのばせることで、地元の良さを伝えられる佐藤さんのセンスが光ります。
札幌にバスガイドとして就職し、Uターンで戻ってきた南茅部。
バスガイド時代、札幌や小樽、ニセコ、函館など道内の各地の魅力を発信してきましたが、ふと南茅部にもあるたくさんの魅力を発信して、皆にも知って欲しいと思ったといいます。
現在、小学生3人と今年で3歳になるお子さんの4人のママである佐藤さん。自分が子どもの頃に体験してきた山や海での遊び、地元のお祭りで舟漕ぎ競争に全力で参加する母たちの姿やそれを応援している自分自身の幼少期の記憶。母となった今、そのかけがえのない思い出が我が子たちにも繋がっていてくれたら嬉しいと、南茅部を盛り上げるために様々な活動にも参加されています。
「住んでいる町を楽しい魅力ある町と思うのかは自分次第。自ら楽しもうという気持ちや目線で過ごすことで、環境は大きく変わると思います。」
今後、加我さんの仕留めるシカ肉を使った料理を提供できるカフェや、キャンドルのワークショップ開催など、大好きな南茅部で自分は何ができるだろうとワクワクしている佐藤さんでした。
とっても素敵なキャンドルたち。
子育てをしながらの制作につき、購入したい際はInstagramのDMからご相談ください♪
Cheer up!Baton.54 後編【7月30日(火)公開】
後編では、佐藤さんからままっち!をご覧の方へメッセージをご紹介♪
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