ひっぽのひげ文庫 リターン vol.2

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あの、【ひっぽのひげ文庫】がままっち!に帰ってきました♪♪
神山町のえほんカフェひっぽ 店主の中川裕司さん(通称 ひげさん)がオススメの絵本を紹介してくれます。今回はどんな絵本と出逢えるのでしょうか📚さらに、ひげさんが綴るエッセイ【ひげのつぶやき】もスタート!ご自身も父であり、教員経験もあるひげさんが見つめる子育てのアレコレ。どうぞご覧ください♪

作・絵:カヤマタイガ
文響社
本体価格:1,595円(税込)

ひげさん
ひげさん

おばけ、妖怪、幽霊、怖い話、子どもたちは大好きです。
古くは「Q太郎」「怪物くん」など、人気を集めましたし、「かいじゅうたちのいるところ」「めっきらもっきら どおん どん」など、夢の中の怪物をモチーフにした絵本も沢山あります。
そんな中で、人気のゾンビの絵本、去年発売された「だっしゅつせよ! ゾンビタウン」です。

 

確かに、子どもってちょっぴり不気味だったり、ゾクゾクしたり、面白さの中に少しだけ『怖い』要素があるお話、好きですよね♪

 

ひげさん
ひげさん

かなり楽しめる遊べる絵本登場!です。ゾンビの世界に読み手が参加していくのです。
最初のページは、ゾンビ野菜畑です。
ゾンビに会わないように、出口まで迷路をたどります。
マントや小ビン、コインなどのアイテムもゲットしなくてはなりません。
出口かと思ってページをめくると、「ニンゲン ミーツケタ!」とやられて、次は広場です。
迷路の謎解きを基本に、クイズあり危機脱出ありゾンビ退治ありの遊べる仕掛けがいっぱいです。
実際にコインや小ビンなどのアイテムを用意して、親子で額を寄せて、部屋を暗くして懐中電灯でページをめくると盛り上がること間違いなしです。

 

1冊あると長いこと楽しめそうな絵本です。アイテムを準備して読むと子どもは喜んでくれますね!
ママの用事でお出かけ、なんていう時にも活躍しそう♪『まだ~?』『ヒマだよ~!』なんて飽きてきたお子さんが、集中して迷路や謎解きをしてくれて、待ち時間のグズグズ対策にもなりそうです♪

 

『あだ名禁止、みんな「さん付け」』

「こらー!野比さん源さんも俺様の歌を聞け〜!」
「うわぁー!剛田さんだ!逃げろ〜!」
「まてよ!骨川さん、ぶんなぐるぞ!」

ドラえもんのセリフは、近い将来こうなるんでしょうか。
『男子も女子も「さん付け」で呼ぶ法律が制定され、アニメ界でもあだ名が禁止されました。』
こんなニュースが流れたら、ゾッとしますね。

私は学級担任として初めて子どもたちと向き合う時、必ずこんな話をしてきました。
「私はひげちゃんです。先生と呼ばれるより、ひげちゃんと呼ばれる方が心地よいのです。たのむね。」
そして、子ども一人ひとりとわたしと、同時にクラスメイト全員との呼び方契約を結びます
「あなたは、クラスメイトや先生からどう呼ばれたいですか?家族とも相談のうえ、呼ばれ方を決めてください。それが今日の宿題です。」
始業式の日は、一人ひとりの名前を呼ばずに一日を終えます。(今、こんなことやったら、学校の方針ではないからやめなさい‼️ですよ。)

同じように見えても、ひとつひとつ顔つきの違うお花。

 

《全員、あだ名をやめて平等に「さん付け」で呼ぶことで、いじめがなくなります。》
子どもの世界を甘くみてはいけません。こんなことでいじめがなくなると思う方が、どうかしています。本人が傷つくあだ名もあるでしょうが、みんなに愛されるニックネームもあると思うのです。

《学校として「さん付け」としますから、先生方も子どもたちもみんなで取り組みます。》
大人も含めて私達は、横並びだと安心してしまいがちです。いろいろなやり方をする先生がいてもいいはずです。子どもには、個性を大切にしてといいつつ、教師一人ひとりの個性は潰されるのです。みんな同じ、みんな持ってる、みんなやってる、そこに合わせて横並びになるのはとても危険なことです。

ボクはボクだよ。

何よりも問題なのは「さん付け」の発想には、子どもの視点がありません。都合よく大人が決めただけで、一人ひとりの子どもはどう思っているのでしょうか。やりきれない気持ちだけが残りますが、皆さんのお子さんのとこは、どうなってますか?

編集後記
私の子どもたちも、まさに学校で先生から『○○さん』と呼ばれています。一番上の子が入学した時、全員がさん付けで呼ばれる光景にとても驚いた記憶があります。心に残っている先生がいます。
小学1.2年生の時の担任の先生は、給食を食べるのが苦手だった生徒のために、自宅からラップとふりかけを持って来てくれて全員分の白米をおにぎり🍙にしてくれました。(入学してしばらくの間続きました。)
生徒との将棋も手加減なしの本気勝負です。負けたら本気で悔しがるので、先生を負かした男の子もクラスメイトも大喜びでした。今日はお天気がいいから授業を変更して校庭で遊ぼう、という日もありました。きっと今ではできないこと、たくさんしてくれました。学校自体がおおらかで、ノビノビしていたように思います。今、親になって子どもたちの学校生活を見てみると、キレイにまとまっているのですが、その分クラスの色が見えないな、と感じます。先生達にも様々な葛藤があるのかもしれませんね。
子どもたちにとって、忘れられない先生、恩師と思える先生に出会えるといいな、と思いながら学校生活を見守っているスタッフTでした。
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