産婆の手しごと 第5回目:合言葉はほうれんそうのおひたし

産後ケア助産院マーノの助産師、佐原(さわら)さんと瀬野(せの)さん。
お2人は函館市内の産院で、妊娠中~お産、産後のママに深く関わってきました。
目指すは【ママを孤独にしない子育て支援を!】
函館のプレママ、産後ママの生活や気持ちに寄り添う『産婆さん』として、すべてのママが子育てを楽しめることを願いながらコラムを綴ります。ご覧ください。

バックナンバーはこちら

第5回目のテーマ【合言葉はほうれんそうのおひたし】コラム担当:佐原(さわら)さん
世間のパパイメージは悪役?!
マンガ好きの私は、スマホでなにか検索している際に出てくるマンガの広告を見て、ついつい内容が気になって本編を見てしまったりするんですが、育児マンガにおいて「パパとか家族ってなんでいつも悪役?!」って思ってしまうんですよ。
子どもの面倒見ない、家事やらない・家事に文句をつける・・・等、ストーリー上悪役がいた方が面白いのかもしれませんが「パパ達、家族達よ!そんなイメージがついてるぞ!本当のパパや家族達はそんな人たちじゃないはずだ!」と、常々思っているんです。
時々本当にイメージ通りの事もありますが(苦笑)
ママの気持ち
ママ達にしたら、日々の暮らしで相手にイラッとくることもたくさんあると思います。
○○してくれない、気づいてくれないなど、育児が辛い時期はやっぱり自分の最大の味方はパパや家族であってほしいときもありますよね。頑張っているんだから、もっと褒めてよ!って声高に叫びたくなるときだってありますよ。
いざ褒められすぎちゃうとなんか後ろめたい事が・・・?とは思わずに素直に褒め言葉は受け取りましょう。

 

 

パパの気持ち
私が立ち会い分娩の現場でよくみていたのは特にパパなんですけど、手伝いたい・助けたいって思う気持ちは人一倍強いのに、どう接していいのかわからなくて・・・という場面。これはお産後も引き続きで、よかれと思ってしたことが、ママにはキィーって怒られちゃったり。
でもこれって、逆にパパや家族に事前にしっかりどうすればいいかを覚えてあげたら、ママもパパ・家族もお互いにwin-winになるって、意外と盲点なんです。それこそ、お産の時に呼吸法と腰のさすり方をパパに教えたら、助産師よりもうまかったなんて事ざらにありました(笑)私も精進しなくては。

ほうれんそうのおひたし
そこで、お互い協力し合える育児のためにどうしたら・・・と見ていたら、ツイッターの記事でとってもいい言葉を見つけました。それは「ほうれんそうのおひたし」という合い言葉。

「ほうれんそう」
「報告」
「連絡」
「相談」の頭文字。
日々おたがいに「こういうことがあったよ~」とコミュニケーションを取っていれば自然にできていると思います。

問題は「おひたし」。
これは
「お:おこらない」
「ひ:否定しない」
「た:助ける」
「し:指示する」の頭文字です。

あるツイッターでこれを心がけて部下を育成していますということが書いてあって、これは育児を支える側も同じだなとすごく共感しました。指示する、ということに関しては、お互いに対等であればいいんですが、どちらかが強く言ってしまうと協力体制が崩れてしまうので、あくまで対等の立場で言うことが大事です。そして、指示というより一緒に考えて一緒にやってみよう!とした方が連帯意識も強くなると思います。ママ・パパのトリセツをつくるのもいいみたいです。育児をする側、支える側もお互いにこれができるといいなあって思います。

佐原さん手作りのほうれんそうのおひたし

 

佐原さん
佐原さん

あとは、お互いに不満がたまりすぎたり、限界が来る前に弱音吐いたり、小出しに毒を吐いていいと思います。一気に毒を吐きすぎるとお互いの解毒が後々たいへんなので(私はこのタイプでよく失敗する)あくまで小出しで☝

タイトルとURLをコピーしました