第49回【後編】
前編に引き続きWavi Craft and Design「ジェレミー ブランコ」さんです。
雪板のワークショップについてご紹介します。
前編はコチラ⇩
ジェレミーさんを取材して初めて知った「雪板」。一見スノーボードのように見えますが、足を固定するバイディングがないため、専用の靴も必要なく普段履いているスノーブーツのまま板に乗り滑ることができます。そのため、ウィンタースポーツを始めようとすると何かとかかってしまう費用も抑えられ、気軽に挑戦できると人気があります。リフトを使わず、雪板を片手に自分の滑りたい目的地まで登り、自然を感じながら滑走。ふんわりと柔らかい雪質と相性が良く、まるでサーフィンのように軽やかな雪の上に身を任せることができ、スノーボードができない初心者でも簡単に遊ぶことができる。もちろん子どもでも大丈夫、ジェレミーさんの2歳半のお子さんも一緒に楽しんでいるそうです。
また自分で板を削りオリジナルを造れるのも魅力の一つ。プラスチック素材を使用し作られるスノーボードとは違い、べニアやスギ、しなの木などの天然素材を使用しており、環境に配慮したサステナブルデザインとしての一面も。ジェレミーさんは上八雲のコワーキングスペース カミヤクモ321で「雪板ワークショップ」も開催。参加費17,500円で、板を削り成形、1日で8割~9割ほどまで完成できるといいます。仕上げは各自で行い、すぐに使用可能。来シーズンは函館でも開催したいと考えているジェレミーさん。開催情報はInstagramをチェック。
その他にも、自然科学や環境問題、工芸、天然素材、SDGsなどのトピックについて英語で学び合う「-Craftkaiwa-」イベントも開催中。自然に関連したテーマをもとに、英語を通じてコミュニケーション能力と知識を深めることが目的な優位意義な時間を過ごすことができる。現在、残り数名の参加者を募集中ですので気になる方は是非Instagramからお問い合わせください。
ジェレミーさんありがとうございました!
北海道にはまだまだ魅力が知られていない小さなスキー場がたくさんあります。そこで雪板イベントも開催したいと意気込みを教えてくれたジェレミーさん。
これからのご活躍に期待です!
次回は4月から開講する「みかん箱」の”國嶋莉々さん”です。お楽しみに♪